長野大学の「任期付き教員と任期制に関するトラブル」:記事へのご質問、お問い合わせへのご回答

長野大学の「任期付き教員と任期制に関するトラブル」記事へのご質問、お問い合わせへのご回答 未分類
【いただいたご質問】 問題の詳細、訴訟問題、労基法などの法的な問題、学生への影響

長野大学の「任期制のトラブル」に関して頂いたお問い合わせへの回答

先日の「長野大学の任期制の業績評価の問題」に関する記事で、業績評価期間終了後、事前の通知無しで突然厳しい業績評価基準に変更されて、2025年度の任期付き教員の業績審査が始まった問題をお伝えしました。

本件については、任期制ということもあってか、関心を持っていただいた方が多く、ご質問をいただきました。ご質問やコメントをいただいた方、ありがとうございました。

今回は、それらご質問への回答記事という形でまとめての回答となりますが、ご容赦下さい。

また、全ての回答にはなっていませんが、取り急ぎ回答できるところから回答させていただきました。

長野大学の任期制教員の業績評価は具体的にどうなったのか?

長野大学の任期制度に関しては、業績評価の問題点は、理事会の判断のみで任期の更新の可否が決まるように事前に同意をとらずに制度が変わったことです。

その中で、事前の通知なしに、極めて強い減点方式の業績評価項目が示されましたが、教育上の業績や成果があっても理事会の意向に合わない項目に該当すれば大幅に評価が下がるようになりました。

これでは評価の透明性の観点からも、教育上の有効性の面からも、本当に適切に教員の教育状況を評価するとは言えない状況になりました。

特に4月3日の教職員全員の前で、任期制については「懲戒処分されなければ心配ない」というようなむしろ懲戒処分を匂わせることを何度も述べていました。

訴訟問題に発展した長野大学の任期制度とは?

既にお伝えしていますが、昨年度は、長野大学の任期制度における雇止めで、訴訟問題に発展しています。2024年4月17日の信濃毎日新聞の記事で、長野大学の教員が、任期制において「恣意的な雇止めは無効」として長野大学を提訴していることが報道されています。

常に複数の訴訟を抱えている公立大学というのは問題としては深刻であると考えています。

任期制に関わる「同意を得ていない不利益変更」は、労働基準法や労働契約法に違反しないのか?

まず、任期制の問題以前に長野大学では労働基準法違反を何度も繰り返していることが問題となっています。長野大学は、労基法違反で、上田労働基準監督署から是正勧告を受けていますが、労基法違反を続けたことで、短期間に複数回是正勧告を受けているという深刻な状況です。

労基法違反は刑事罰になりうる重大な違法行為です。

公立大学法人という公的機関が、何度も労基法違反によって労基署から是正勧告を受けるというのは、極めて深刻な問題だと認識する必要があります。

その上で、今回の任期付き教員への採用後の「事前通知なしの不利益変更」については法的な問題に発展する可能性がありますが、まだ詳細は確認できていません。

長野大学の任期制のやり取りの様子を見ていると心配になるが、学生への影響はないのか?

1.まず、心配な点は、長野大学では上層部からの過度な圧力で教職員が萎縮してしまい、教員と学生が相互に関わり合いながら楽しく学んでいくいけるという環境ではなくなってきている可能性が指摘されます。

学問の場というのは、一方的に教員が授業を教えるというのではなく、学生と教員が自由に議論を重ねながら知識だけではなく、学問を探求するという心の面からも学生に成長してもらう場でもあります。そのため、大学では、学生にとって学問を楽しみながら学んでいく環境が必要です。

現状のギスギスした長野大学の環境というのは、学生の教育環境としては、いろいろと課題があると思います。

2.先にも述べたとおり長野大学は、上層部が法律すら守れていない状況です。教員の雇用の問題という点でも深刻な状況ですが、教育機関である長野大学では、上層部が法律すら守れない状況で、適切に学生教育ができているのかたいへんな不安を感じています。

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